平成31年2月25日(月)9時半から山田地区会館の実習室にて、南陽・富田・山田・志段味地区会館と犬山フロイデの職員、総勢43名で合同研修会を開催いたしました。
≪1限目≫
***企業コンプライアンス研修***
講師:東海法律事務所 三澤茂明弁護士
①コンプライアンス研修を行う意味
②コンプライアンスを業務に生かす
③指定管理者としてのコンプライアンス
④SNSを巡るトラブルについて
⑤個人情報保護法について
⑥セクシャルハラスメント・パワーハラスメントについて
今回のご講義も時流に即した内容で、私たちの会館業務にすぐに役立つ形でのコンプライアンスを分かりやすくご説明いただき、参加者一同とても勉強になりました。
≪2限目≫
***人権関係研修***
講師:共同体本部 松尾徳人 (株)COSMO CONSULTANT
①障がい者差別解消法の制定について
②ワークショップ…バリアの解決策
施設会館ごとに、問題のイラストから『バリア』を探し解決策を発表しました。
≪3限目≫
***清掃実務研修***
講師:共同体本部 田中欣一 中部互光(株)
①作業従事者の心得…サービス精神とマナー・団体行動と人間関係
②基本作業…自在ほうきやモップ・雑巾等、道具の使用法
③トイレ清掃…使用道具や洗剤の選択と手順
施設管理の要となる清掃業務、どの会館もピカピカに日々管理されていますが、今年も繰り返し正しく安全な清掃道具の使用法や清掃手順について学びました。
≪4限目≫
***防災士資格社員による防災研修***
講師:志段味地区会館 野田智也館長
共同体本部 松尾徳人 (株)COSMO CONSULTANT
私たち共同体が地区会館管理当初に発生した台風による河川決壊災害時、とても多くの地域住民の皆さんが志段味地区会館の体育室に避難されてきました。
その際、志段味地区会館スタッフは夜を徹して対応にあたりました。
その当時の経験を活かして、実際に何が必要だったか、今後このような災害が発生した時にすぐに役立つことは何かを考えた講習で、とても勉強になりました。
☆災害時、身近にある新聞紙で簡易スリッパを作成することにより、怪我を防ぐことができる
☆災害時、身近にあるキッチンペーパーで簡易マスクを作成することにより、伝染病等の
蔓延を防ぐことができる。
更に野田館長より、避難所での就寝時アイマスクとしても使用できるのではないかとの
アイデアも提案された
その他:災害時の豆知識
①猫砂での簡易トイレ作成
②スマホの充電長持ち方法
③炊飯器なしでの米の炊き方
④ツナ缶の活用法
⑤避難所での必需品(アイマスク・耳栓)
⑥10円玉で袋を簡単に開ける方法(災害時は様々な理由で硬貨が大事)
⑦ペットボトルを使った照明
⑧寒さから身を守る乾布摩擦
⑨缶切りがない時の缶の開け方
⑩茹でないパスタの調理法
会館での災害時にはもちろんのこと、普段の生活にも十分に役立つ豆知識をたくさん学ぶことができました。
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私たち共同体は毎年繰り返し学ぶ必要のある研修、または時代に即した内容を取り入れた研修を通して、従業員の皆さんに日常業務や非常時に迷わず実践していただけるよう、今後も定期的に研修会を開催しスキルアップのため研鑽を積んでいきます。
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