11/2(水)~11/6(日)まで東区のEnneにて『REBORN』~よみがえれ光の中へ~安保育子作品展が開催されています。
墨絵作家の安保育子さん、私共の繚乱の華展覧会に2年連続で特別出展をいただき、今年も『無』という竹筆で書かれた大作が話題になりました。
その安保育子さんが本日11/5、バレエダンサー神原ゆかりさんと墨絵×舞踊のライブパフォーマンスを開催されました。
事の始まりは、弊社代表(内藤千賀弘)が毎年12月に東急ホテルで開催しております昨年の「若駒クリスマスディナーショー」 偶然にも安保さんと神原さんが同じテーブルでディナーショーに参加され、その日のうちに意気投合して一緒にライブをしましょう❣という話がまとまり、本日のライブパフォーマンスが実現しました。
安保育子さんの代表作である『羽化Emerge』に、神原ゆかりさんが強いインスピレーションが湧き上がり即興ダンスで表現されることになったそうです。
蛹から蝶になるとき、さなぎの中はドロドロに溶けて何もかもが創り替わる、まさにREBORNが繰り広げられる~と安保さんから以前お話を伺いました。
その様子を神原ゆかりさんが、蛹の闇の中から光の中へ羽化していく蝶の様子を、即興バレエでとても神秘的に表現されていました。
黒装束の安保育子さんが、神原ゆかりさんの衣装や身体に墨を入れていくシーンは、正に羽化していく蝶に魂が入る瞬間を感じました。
安保育子さんが『羽化Emerge』を描かれた時も、この時と同じ気持ちで作品を創作されたことが想像できました。
息をのむパフォーマンスが終了し、出演者関係者の皆様が舞台に勢揃いし、安保育子さんよりご紹介と来場者へのご挨拶がありました。
2年半前、安保育子さんがお仕事のストレスから体調を崩され、得意の書道もできなくなってしまった時、墨絵を描いてはEnne主宰の土屋節子さんに見てもらっていたそうです。
土屋さんはその都度、安保育子さんを暖かく励ましてくださったそうです。
そして土屋さんが「今日この舞台の実現は、安保さんの様々な才能が開花して本当に嬉しい!」と涙ながらにおっしゃっていました。安保さんがいつも口にされている「ご縁を紡ぐ」という言葉が頭に浮かびました。
Enne主宰の土屋節子さん、今回初めてお会いしましたが、とても温かいお人柄で『場の力』『人の力』でたくさんのご縁をつないで来られた方です。
Enneは建物の老朽化が進み今年の12月で惜しまれながら閉館となってしまうそうですが、周りからの強いオファーが土屋さんの背中を押して、今度は長久手に新しい『場』を創設されるそうです。
更にお話を伺っていくと、コスモコンサルタントが来春から関わっていく橦木館の運営にも1996年より長年にわたりご尽力された方(まちの縁側MOMO主宰)だと分かり、安保さんのお陰で貴重なご縁をつないでいただきました。
安保さん、本日も素敵な時間と空間をありがとうございました。
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