令和3年度 地区会館職員第2回社員研修が、2月28日に執り行われました。
一時限目「コロナ禍での個人情報保護・コンプライアンス」
講師 東海法律事務所の三澤弁護士
個人情報保護改定後の法律の細かい説明、要配慮個人情報における新型コロナウィルス、テレワーク等の配慮やリスクについて実例を挙げてわかりやすく説明して頂きました。会館利用者の検温表、名簿等の個人情報の保存や破棄、会社と社員における個人情報の開示の意思決定等、有意義な質疑応答となりました
二限目「コロナ禍における大規模災害発生時の避難について」
講師 (株)コスモコンサルタント 松尾徳人
南海トラフがコロナ禍で起こると想定し、災害時、地区会館として避難者、行政側への対応の仕方を細やかに解説してくださいました。
平成25年の河川氾濫で避難所となった志段味地区会館での実例の話の後、各地区会館で避難者の部屋割りを考えてもらいました。一般避難者、コロナ感染者、乳幼児連れ、ペット連れ等、避難をしてくる住民は様々です。「災害時はコミュニケーションが大事」と言っていた館長の言葉がとても響きました。
三限目「普通救命講習」
講師 シンコースポーツ 今枝先生
コロナ禍での講習ということで、講義のみでしたが、新型コロナウィルス感染症の疑いのある傷病者への応急手当の手順を詳しく教えていただきました
顔をあまり近づけない、人工呼吸は実施しない(子供は例外)、救急隊員に引き継いだ後の十分な手や顔の洗浄、口にかぶせたハンカチやタオルの処分の仕方等、改めて会館職員へ伝えていこうと思います。
四限目 「人権研修」
講師 (株)コスモコンサルタント 吉田重富
日本国憲法第三章第十四条に関わる一つの事例を用いて、自分たちの中にある価値観の概念から派生する無意識の「プチ差別」のお話をされていました。
私たちは他人に対して無自覚の中で自分自身の基準を当てはめ、無自覚に排除をするという無意識領域の意識化には納得いたしました。自覚して意識改革をする。まずは自分を省みたいと思います。
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